「手作り」のつながり…10回目 佐久のジャム工房が作品展

2017/05/01 11:20
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 佐久市志賀の手作りジャム工房「ル・コタージュ」を営む依田守正さん(67)、能里子さん(67)夫婦は7日まで、10回目となる「森の中の小さな手作り作品展」を同工房で開いている。佐久市や横浜市、北海道などの約50人が木工や絵画といった多彩な作品を出展。3〜6日は弦楽やオカリナなどの演奏会もある。

 守正さんは2006年、心筋梗塞を患い、小学校教員を退職。横浜市から別荘があった佐久市に移住し、08年に能里子さんが砂糖を控えたジャムを作る工房を構えた。今までの感謝を形にしようと、同年、友人や親戚約10人の作品を展示したのが同展の始まりだ。

 ジャムを東京都で販売した際に作品展を紹介すると、客として訪れていた東京フィルハーモニー交響楽団の首席ビオラ奏者須藤三千代さんが演奏を申し出るなど、参加する作家や奏者の輪が広がった。病気を乗り越えた後の人生を、みんなに楽しんでもらうことに使いたいと考えた守正さんは「『手作り』を共通点に、生身の人間が作った作品や演奏を見聞きして楽しむ場として続けたい」と話す。

 演奏会は予約が必要で、東京フィルの弦楽4人が出演する4日はほぼ満席。3日は有料で女性アカペラ3人グループ「XUXU(シュシュ)」、5日は無料で横浜市と佐久市のオカリナ同好会、6日は無料でピアニスト川村祥子(さちこ)さんが出演する。いずれも午後2時から。展示は午前9時半〜午後4時。入場無料。問い合わせは依田さん(電話080・1140・2662)へ。

写真説明:ジャム工房に展示したさまざまな作品と依田さん夫婦

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