下諏訪の町埋蔵文化財センターがプレオープン ジオラマを展示

2017/04/22 10:27
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 下諏訪町は22日、諏訪湖時の科学館・儀象堂(立町)隣に整備した「町埋蔵文化財センター」をプレオープンする。町内の国史跡「星ケ塔遺跡」にある黒曜石の鉱脈を原寸大で紹介するジオラマが展示の目玉だ。27日までのプレオープン期間は入館料無料で、28日の休館日を経て29日に正式オープンする。

 センターは地下1階、地上2階で、延べ約500平方メートル。町が中部電力所有の建物を取得し、約2億1千万円をかけて改装した。

 ジオラマで再現した鉱脈は諏訪市郊外の霧ケ峰に近い標高1500メートル付近にある。町教委によると、縄文時代晩期に地下鉱脈から直接黒曜石を採掘した国内唯一の場所で、訪れるのが容易でないことからジオラマで紹介することにした。

 地下1階では、黒曜石の流通ルートや地域の歴史を紹介する約12分間の映像を放映。2階のベランダからは、隣にある県史跡「青塚古墳」(前方後円墳)を望むことができる。

 センターは諏訪大社下社秋宮にも近く、行き交う観光客も多い。地質学が専門の同センター専門研究員、小口徹さん(63)は「気軽に立ち寄り、足元の歴史を知る機会にしてほしい」と期待している。

写真説明:星ケ塔遺跡の黒曜石採掘坑を紹介するジオラマ

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