「故郷」大桑で作品展 長野の絵本作家藤岡さん

2017/04/16 11:40
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 幼少時代を木曽郡大桑村で過ごしたイラストレーターで絵本作家の藤岡牧夫さん(67)=長野市=の作品展が15日、同村歴史民俗資料館で始まった。2010年まで7年半、信濃毎日新聞夕刊に掲載された「風に吹かれて」の連載作品のうち、木曽地方を題材にした作品を中心にアクリル画29点を展示。この日はトークショーも開かれた。

 藤岡さんは同郡上松町出身。営林署に勤めていた父親の仕事の関係で、小学4年まで大桑村内の小学校に通った。トークショーではまず、冠雪した中央アルプス駒ケ岳をバックに、同村内で子どもたちが縄跳びをする作品について紹介した。自然を描くことが多いことについて、「子どもの頃に木曽地方で過ごした影響が大きい」と話した。

 現実の風景の中で、実際より小さく描かれた子どもが登場する幻想的な作品が多く、藤岡さんは「自然より人間の方が小さな存在だということを表現している」と説明した。訪れた村内の主婦、原光子さん(65)は「かわいらしい絵で、優しい気持ちになれる」と見入っていた。

 作品展は30日まで。無料。月曜休館。

写真説明:会場で作品の説明をする藤岡さん(右)

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