見比べて、北斎と同時期の英画家作品 小布施で特別展

2017/04/08 12:06
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 江戸時代の浮世絵師、葛飾北斎の作品を所蔵する上高井郡小布施町の北斎館は8日から、北斎と同時期に英国で活躍した風景画家らの作品を紹介する特別展「日本とイギリス展―北斎の浪と水の流れ―」(信濃毎日新聞社共催)を開く。北斎館の所蔵作品が出品される英国・大英博物館の特別展が5月から開かれるのを記念して企画した。

 展示するのは、「富嶽(ふがく)三十六景」など北斎の代表作とともに、ターナーやホイッスラーらの複製画など約50点。いずれも水にまつわる作品だ。

 北斎館によると、北斎と同時代に生きたターナーは海や川などを多くの油彩や水彩画で描いた。ホイッスラーは北斎の作品に影響を受けた画家の一人とされる。今回の特別展ではそれぞれ、「トラファルガーの海戦」や「ノクターン:青と金色オールド・バタスィー・ブリッジ」の複製画を並べる。

 北斎の富嶽三十六景では、漁師が投網を引く姿を描いた「甲州石班(かじか)沢」や、湾曲した水平線が特徴の「上総(かずさ)ノ海路」などを展示。北斎館は「表現の違いを見比べて楽しんでほしい」としている。

 6月25日までの午前9時〜午後5時。大人千円、高校生700円、中学生以下無料。問い合わせは北斎館(電話026・247・5206)へ。

写真説明:水にまつわる北斎や英国の画家らの作品が並ぶ特別展会場

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