四季の連作、表現に温かみ 伊那で片岡鶴太郎さん個展

2017/04/03 10:21
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 伊那市高遠町の信州高遠美術館で2日、俳優で画家の片岡鶴太郎さん(東京)の作品展「信濃の四季」が始まった。片岡さんは同市芸術文化大使を務め、同美術館での個展は2回目。ツバキやアサガオなどを描いた多彩な88点が並ぶ。

 昨年8月に完成した初公開の「四季彩歳(さいさい)」は、高さ3・3メートル、幅約1・3メートルの4点の連作で、夜桜やハスなどを絹地に描いて春夏秋冬を表現。冬を描いた作品は、雪が積もる竹の絵にピンクをあしらうなど温かみが感じられる。昨年、片岡さんが同市創造館を訪れた際に描いたアケビと栗の作品もある。

 この日は開幕式典があり、主催する伊那市や市教育委員会の関係者が出席。「毎年伊那を訪れ、自然に囲まれ、その美しさ、豊かさを感受しておりました」とする片岡さんのコメントも披露された。

 片岡さんは、生け花作家で同大使の唐木さちさん(69)=伊那市上牧=と交流を続ける縁で、2012年に同大使を委嘱された。式典に出席した唐木さんは「片岡さんの作品には何よりも温かみがある。見ると体がほぐれるような気がする」と話していた。

 作品展は5月21日までの午前9時〜午後5時。一般800円、小中学生250円。5月5日の午前11時と午後2時に、片岡さんのサイン会がある。問い合わせは同美術館(電話0265・94・3666)へ。

写真説明:初公開された片岡さんの作品「四季彩歳」

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