白樺湖、ワカサギ釣果安定 22日まで営業延長

2017/04/01 11:32
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 茅野市と立科町境の白樺湖でのワカサギ釣りが今季、昨年11月1日の営業開始から5カ月たっても安定した釣果が続いている。2015年12月に再開するまで11季、釣りを解禁せず、その間に池の平土地改良区や白樺湖フィッシングセンターが卵や稚魚の放流を続けた分が順調に育っているらしい。釣り場を管理する同センターは当初、3月31日で今季の営業を終了する予定だったが、22日まで延長すると決めた。

 白樺湖でのワカサギ釣りは、かつて冬の風物詩とされたが、個体数が減って2003〜04年シーズンを最後に営業を中断。しかし、その後も土地改良区が毎年2千万粒、センターは12年以降、毎年4千万粒の卵をそれぞれ購入してふ化させ、稚魚を放流してきた。

 立科町の会社員桜井貴章さん(23)は30日、午前5時から2時間余りで300匹以上を釣り上げた。「毎回多く釣れるのが白樺湖の魅力。今季4回目でも満足な釣果」と話し、笑顔を見せた。センターは「過去に放流してきたワカサギが順調に育っている」とする。

 センターによると、今季は5カ月で約1500人が訪れた。昨季は15年12月19日から16年3月31日までの3カ月余で900人余り。月平均の利用者数は少し増えた。13季ぶりの営業再開が釣り愛好家に知れ渡り、佐久市、上田市など東信地方からの客が伸び、家族連れ、リピーターも目立つという。

 県外客は東京都や埼玉県などの関東圏が多いが、神戸市や宮城県から訪れた人もいた。白樺湖一帯に複数あるスキー場に訪れ、合間に釣りを楽しむ観光客も多く、年末年始や2月の連休は、多い日で50人ほどが楽しんだという。

 センターは「冬場の観光資源として再び定着しつつある」としている。営業は午前5時〜午後1時。早朝の釣果が良い。入場券千円。貸しざおや餌付きの2時間体験パックは1人3500円。

写真説明:釣り客が昨季より増えた白樺湖のワカサギ釣り

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