ママ食堂、野菜がたっぷり 長野で「家庭の味」提供

2017/03/31 11:08
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 野菜たっぷりのみそ汁定食を味わえる食堂「ゆめママキッチン」が30日、長野市県町のビル「あがたまちテラス」1階にオープンした。市内外の子育て中の母親8人が調理場に立ち、手軽に野菜が取れるように「家庭の味」を提供する。

 ランチ営業は午前11時半〜午後2時で、メニューは「食べるみそ汁定食」(500円・税別)と「日替わり定食」(700円・同)の主に2種類。初日の献立も、大根やジャガ芋、ニンジンやキノコなどをたっぷり使い、豚ばら肉や厚揚げなどと、みそやマヨネーズで味付けした主菜や副菜をそろえた。午後4時まで喫茶営業する。総菜や弁当も販売する。

 店長はフリーライターで、簡単レシピをブログで発信する大口知子さん(49)=中野市。ビル2階に近く開業する半日型デイサービス「サンフィットあがた」の管理者家城裕子さん(49)が、利用者や近隣住民が食事できる場を作ろうと、大口さんが仲間と運営する情報サイト「ゆめサポママ@ながの」に知人を介して相談したのがきっかけだ。母親と社会をつなぐ同サイトが手掛ける初の実店舗として開業を決め、働きたい人を募った。

 大口さんは身近な家族3人が1人暮らし。「野菜を取れない」と悩む単身赴任の夫、進学し1人暮らしを始め「家のカレーが食べたい」と嘆く長男、義母を亡くした義父の声をヒントにメニューを考えた。「料理作りが大変な人たちが、1食でも家庭的な食事を味わってほっとしてほしい」と話す。

 市中心部も高齢化が進み、この日も、1人暮らしのお年寄りが訪れた。家城さんは「お年寄りと、子ども、孫世代が交流できる場になるといい」と期待している。

 5月7日までは土、日、祝日休み。問い合わせは電子メールでyumemamakitchen@gmail.comへ。

写真説明:調理場から日替わり定食を「お待たせしました」と提供するスタッフ

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