天蚕の飼育を体験 安曇野で連続講座4月開講

2017/03/30 11:26
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 薄緑色で光沢のある糸で知られる「天蚕」の普及に取り組む安曇野市の市民団体「やまこの学校」は4月15日、天蚕の飼育体験などをする2017年度の連続講座を始める。5年目の今回、国営アルプスあづみの公園堀金・穂高地区(安曇野市)の「里山文化ゾーン」に天蚕の飼育林を新たに用意。29日には関係者が飼育林の整備作業をした。

 講座は11月までの全12回。クヌギの木に天蚕の卵が付いた和紙を固定する「山付け」と呼ばれる作業や幼虫・成虫の観察、繭の収穫や天蚕糸を使った織り体験などをする。初回は天蚕について学ぶオリエンテーションがある。

 飼育林は同公園の堀金口近くの一角を借り、昨夏にクヌギ約200本を植えた。この日は5人がクヌギの周囲に、飼育ハウスの骨組みとなるパイプを設置。虫や動物よけとするため、今後、周囲をネットで覆う。

 天蚕農家で、やまこの学校の校長を務める古田春江さん(68)は「新たな飼育林で楽しみながら天蚕文化を知ってもらいたい」と話す。定員20人。参加費は受講経験者が年間千円、初受講者は同2千円。入園料が別途必要。申し込みは古田さん(電話080・1010・0981)へ。

写真説明:天蚕飼育林の整備作業をする「やまこの学校」の関係者

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