松本市立博物館110年の歩み 場所や名前の変遷紹介

2017/03/28 11:00
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 松本市立博物館が、本年度に開館110周年を迎えた博物館の場所や名称の移り変わりを振り返る展示「博物館転々物語」を開いている=写真。市民から寄贈された品を中心に約110点を紹介し、地域と共につくってきた同館の歴史をたどる。

 同館は1906(明治39)年、旧松本尋常高等小学校内へ日露戦争の戦利品を展示した「明治三十七、八年戦役紀念館」として開館したのが始まり。その後、5回場所を移し、名称を5回変えた。今回の展示では当初の収蔵目録や木札のほか、68(昭和43)年に「日本民俗資料館」として松本城二の丸へ新築された時の看板も並ぶ。

 昭和初期に植物標本などを寄贈した松本市出身の博物学者河野齢蔵の功績や、戦後に総合博物館になってから充実した民俗資料を紹介。地元商人が寄贈した玩具や、初代松本市長小里頼永の机も並ぶ。

 4月9日まで。担当した同館の深沢和歌子さんは「郷土に由来するこれらの資料が、地元の博物館にあることで価値が再確認される。(移転新築する)新たな博物館の活動にもつながると思う」と話している。

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