温かみある土人形750点 中野で特別展

2017/03/19 10:33
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 中野市に伝わる郷土玩具「中野土人形」を収集している同市桜沢の会社員市川一生(いつお)さん(69)のコレクションを並べた特別展が18日、市内の中野陣屋・県庁記念館で始まった。内裏びなや七福神のほか、戦国武将や歌舞伎が題材の約750点が並ぶ。初日から大勢が訪れ、温かみのある土人形をじっくり観賞した。

 内裏びなは着物の柄が異なる11組が並び、雰囲気の違いを楽しめる。寝そべった牛の背中に天神様が腰掛け、子どもに本を読んでいる土人形が目を引き、着物姿の子どもの人形もかわいらしい。

 市川さんは2002年から収集を始めた。中野土人形には市内の奈良家が手掛ける「中野人形」と、西原家の「立ケ花人形」の2系統があり、市川さんは計約900点を所有している。「中野にこれほど素晴らしい人形師がいることを知ってほしい」と話している。

 今回の特別展は、中野土人形を展示、即売する「中野ひな市」(31日、4月1日)に合わせて同記念館が開催。4月1日までの午前10時〜午後5時。無料。

写真説明:展示室に並べた中野土人形を眺める市川さん(右)

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