「愛らしい音」健康診断中 佐久穂で18日ピアノ演奏会

2017/03/15 10:17
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 佐久穂町の町生涯学習館「花の郷(さと)・茂来(もらい)館」で15日までの2日間、2台のスタインベルク社(ドイツ)製ピアノの調律が行われている。年に1度の本格的な調律で、2台のピアノを修理した大阪市内に工房を持つピアノ技術者の松本安生さん(62)が担当。18日には同館でピアノを使ったコンサートも開かれる。

 2台は、いずれも100年近く前に作られたグランドピアノとアップライトピアノ。グランドピアノは、壊れた状態で保管されていたのを有志が寄付金を募って修理した。アップライトピアノは、2015年に亡くなった町教育委員会の男性職員が、生前個人的に譲り受けて修理を進め、昨年遺族が町に寄贈した。グランドピアノを当時の八千穂村(現佐久穂町)の村誌で紹介したのが男性職員だった。

 松本さんは「スタインベルクのピアノは愛らしい音が特徴。地域の音になってくれるといい」と音を確かめながら調律。両方のスタインベルクピアノがともにある環境は珍しいといい、「地域で大切にしてもらうことはピアノにとって幸せ」とも話していた。

 18日のコンサートは町教育委員会主催で午後2時から。若手音楽家の登竜門として知られる日本音楽コンクールで1位になったピアニスト黒岩航紀さんらが出演し、ベートーベンの月光などを演奏する。料金は一般が前売り1200円(当日1500円)、大学生以下が同800円(同千円)。問い合わせ申し込みは町公民館(電話0267・86・2041)へ。

写真説明:スタインベルク社製のグランドピアノを調律する松本さん

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