小島孝子さんの画業たどる ゆかりの池田で作品展

2017/03/14 10:09
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 6月に没後30年を迎える池田町ゆかりの画家小島孝子さん(1940〜87年)の作品展が、北アルプス展望美術館(池田町立美術館)で開かれている。初期から晩年までの油彩画60点余が並び、46年間の生涯をかけて小島さんが残した画業を作品を通してたどることができる。

 小島さんは東京に生まれ、1歳から8歳まで母親の出身地の同町に疎開していた。東京の女子美術大に進んでからも毎年同町を訪れ、北アルプスや有明山などの風景画を描いた。今回はそうした初期の作品をはじめ、日展や光風会展の入賞作、亡くなる前年に描いた秀作まで年代別に展示されている。

 小島さんが急性肺炎で亡くなった後、母親は遺作の全て約700点を同町に寄贈。これがきっかけとなり、94年に同館が開館した。

 小島さんが師事し、強く影響を受けた画家の新道繁さん(1907〜81年)の作品も展示。女子美術大の卒業生11人の作品も別室に並べた。

 冨永淳子館長は「小島さんがどんな画業を歩んだのか、つぶさに知ってもらえる展示になった」と話している。

 4月23日まで。月曜(祝日の場合は翌日)休み。

写真説明:小島さんが晩年に描いた油絵が並ぶ展示室

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