早世の画家ら、東御で企画展 梅野記念絵画館で29日まで

2017/03/13 13:22
ODEK2017031300768001.jpg

 東御市八重原の梅野記念絵画館は、早世の画家松下春雄(1903~33年)らの作品を集めた企画展「松下春雄とサンサシオンの仲間たち展」を開いている。サンサシオンは松下が同年代の仲間と結成したグループ名。水彩や油彩、デッサンなど41点を展示している。

 名古屋市出身の松下は小学校卒業後、銀行の給仕として働いた。1921(大正10)年に絵を学ぶため上京。水彩や油彩を手掛けて帝展に何度も入選したが、白血病のため30歳の若さで亡くなった。

 松下は23年の関東大震災で帰郷した際にサンサシオンを結成。若いメンバーは競って技術を磨き、徐々に注目される集団に成長していった。佐藤修館長は「ひたむきに絵を描いた彼らは、現在は名古屋画壇の基盤をつくったと評価される。企画展を機に、彼らの存在を知ってほしい」と話している。

 29日まで。午前9時~午後5時。高校生以上600円。13、21、27日は休館。

写真説明:松下春雄の手掛けた油彩など約40点を展示している作品展

北陸と信州・長野、新潟の観光情報が満載! 北陸・信越観光ナビ