浅間山噴火、文学作品の描写は 軽井沢高原文庫で企画展

2017/03/11 11:10
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 軽井沢町の文学館「軽井沢高原文庫」は、浅間山の噴火や噴煙を描写した文学作品などを紹介する企画展「浅間山噴火と軽井沢文学」を開いている。東日本大震災を機に、全国30の文学館が開く全国文学館協議会の第5回共同展示の一つ。

 作家らの初版本や絵画、写真など約200点を展示。同町星野に山荘があった作家芹沢光治良(こうじろう)さん(1896〜1993年)の自伝的小説「人間の運命」は、小説の一場面をパネルで紹介。原稿依頼に訪れた人と共に浅間山の噴火を見てやりとりする場面で「青く澄んだ秋空に、白褐色の巨大な花キャベツが、もくもくと大きくひらいて、東方に傾いた」と表現している。

 詩人立原道造(1914〜39年)が1938(昭和13)年8月21日に軽井沢から友人に宛てたはがきの写しも、初めて展示。煙が立ち上る浅間山をだいだいや青の色鉛筆で描き、「二十三日には浅間山ガ有史以来の大発爆をします(之を見ノガサナイ様)(追分測候所発)」と文を添えている。

 4月17日までで、会期中無休。午前9時〜午後5時。入館料は大人700円、小中学生300円。問い合わせは軽井沢高原文庫(電話0267・45・1175)へ。

写真説明:浅間山の噴火や噴煙を描写した文学作品などを紹介している企画展

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