「木目きれい」北相木産カラマツで家具 12・13日展示会

2017/03/10 10:32
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 北相木村の林業従事者や建具職人、大工が集まって、地元産のカラマツを材料に家具を作っている。12、13日には、村職員らも加わって組織する「北相木村村産材を使う会」が、村民交流センターグリーンドームで、これまで作った家具の展示会を開催。家具を通じて、かつては盛んに植林、生産された北相木のカラマツをPRする。

 同村は、面積約60平方キロの9割が山林で、このうち6割超はカラマツ林。かつて積極的に植林されたカラマツは、現在需要が減り、使われる機会が少なくなっている。

 村産カラマツ材で家具を作っているのは林業の畑中幸児さん(46)、建具職人の井出勝さん(38)、大工の山口竜司さん(41)ら。「目の前にカラマツ林があるのに、材料として使えないのは不思議だった」と山口さん。同じ思いの仲間が集まり昨年、会を結成した。仕事を終えた後などに井出さんの工房に集まって家具作りに取り組む。

 井出さんは「カラマツは木目の幅が詰まっていてきれい」と言う。普段はコストの関係から外国産材を使うことが多いが、カラマツに材料としての魅力を感じている。表面の堅さに差があるといった加工面での難しさには、かんなのかけ方を工夫するなどして対応した。

 今回の展示会に向けては、テーブルやテレビ台を製作した。畑中さんは「杉、ヒノキに比べると全国的に知名度は低いが、自分たちにとっては目の前にあるいい素材。PRできるといい」と期待する。

 展示会は12日は午後1時から一般向けに公開。13日は家具メーカーなどに向け、展示会とカラマツ林見学会がある。問い合わせは、平日に村経済建設課(電話0267・77・2111)へ。

写真説明:地元産カラマツ材で作ったテーブルの仕上がりを見る井出さん(左)、山口さん(中央)、畑中さん

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