寒天味わい、魅力発見 茅野で「博覧会」初企画

2017/02/18 11:04
ODEK2017021800757101.jpg

 諏訪地方特産の寒天を使った家庭料理などを持ち寄ってもらい、皆で味わう催し「寒天博覧会inちの」が3月4日に茅野市民館で初めて開かれることになった。市内の美術館や博物館などでつくる市ミュージアム活性化推進委員会主催。推進委が、地域の魅力など「宝物」を探そうと開いている連続講座「ちのを編む」の受講生が発案した。推進委は2月末まで寒天料理の出品者を募集。大勢に参加してほしいと呼び掛けている。

 諏訪地方の寒天作りは、冬季の厳しい寒さと乾燥する気候を生かし、江戸時代に始まったとされる。生寒天を天日にさらす「天出し」は、同地方に冬の訪れを告げる風物詩となっている。

 博覧会の開催を提案し、中心となって準備を進めているのは、寒天製造の老舗、松木寒天産業(茅野市宮川)に勤務する熊沢美典さん(44)と、市職員の貝瀬雄斗さん(26)。ともに「ちのを編む」に参加していて、博覧会開催を発案した。

 当日は午後2時から開き、棒寒天を使って寒天寄せといった地域や家庭に伝わるさまざまな寒天料理を作って持ち寄ってもらう。出品した人には、「母親から歴代受け継がれている味」など、その料理の作り方や特徴、まつわるエピソードを自由に紹介してもらいながら、皆で味わう計画だ。

 熊沢さんと貝瀬さんは「茅野を盛り上げ、特産の寒天の魅力を多くの人に触れてもらうきっかけにしたい。大勢に料理を持ち寄ってもらい、一緒に盛り上げてほしい」と協力を呼び掛けている。

 参加無料。問い合わせは松木寒天産業(電話0266・72・4121)へ。

写真説明:初めての「寒天博覧会」開催に向けて思いを語る(左から)熊沢さん、貝瀬さん

北陸と信州・長野、新潟の観光情報が満載! 北陸・信越観光ナビ