「伝助パン」のコッペパン復刻 喬木「さくらの園」

2017/02/14 10:38
ODEK2017021400754301.jpg

 下伊那郡喬木村阿島の知的障害者らの共同作業訓練施設「さくらの園」が、昭和の時代に同村で長年親しまれたパン店「伝助パン」のコッペパンを復刻し、14日から販売を始める。半年ほどかけて試作を繰り返した。中心となった職員の勝野秀子さんは「懐かしい思い出をもう一度味わってほしい」と話している。

 伝助パンは、2012年に亡くなった阿島の原伝助さんが戦後間もなく創業。1970年代に閉店し、現在は長男の寛さん(66)が経営する洋菓子店「トップ」(飯田市東新町)で「伝助パンの牛乳パン」を販売している。

 さくらの園は昨年9月、寛さんらが当時を思い返し、材料などを現代風に見直して再現したコッペパンのレシピの提供を受け、パン作りに取り掛かった。クッキーなどは手作りしているが、パンは初めて。分量や発酵時間などを試行錯誤し、納得のいく出来になった。

 パン作りは施設利用者の女性3人と勝野さんの4人が担当する。利用者の筒井理絵さん(43)は「村の人やいろいろな人たちに食べてほしい」と話していた。

 販売は村たかぎ農村交流研修センターで毎週火曜日の午前11時半〜午後1時。1個120円。コッペパン以外にもクロワッサンなど数種類を用意する予定だ。

写真説明:こんがりと焼き上げたコッペパンに「伝」の焼き印を付ける勝野さん(左)ら

北陸と信州・長野、新潟の観光情報が満載! 北陸・信越観光ナビ