上田が育んだ表現感じて 白井さんが個展

2017/02/11 11:30
ODEK2017021100753601.jpg

 上田市真田町傍陽(そえひ)の画家白井ゆみ枝さん(39)の個展「上田全天氣候(ぜんてんきこう)展」が23日、市立美術館(天神)で始まる。生まれ育った地元の風土を題材とした油彩の大作など約50点を展示する。白井さんにとって初めての大規模な個展だ。

 旧真田町で生まれ育った白井さんは、上田東高校から女子美術大(東京)に進み、卒業後はロックバンド「チャットモンチー」のデビューシングルのプロモーションビデオで舞台美術も手掛けた。29歳で帰郷後、チャットモンチーの元メンバーで作家の高橋久美子さんと共に都内や市内で作品展を開催。現在は真田地域にアトリエを構えて制作活動をしている。

 白井さんは、直径約2メートルの円形や、山の形をした特注キャンバスを使う。苗を植えたばかりの水田に空が映り込む春の風景を描いた作品「いのちはる」は約1年かけて制作。「作品をどのような空間にどう展示するかを意識した。日常とは異なる不思議な空間を楽しんでほしい」と話している。最も大きな作品は13枚のキャンバスなどを組み合わせた高さ3・8メートルの作品だ。

 「上田の街を歩くことで作品のヒントを得る」という白井さん。4月16日までの期間中、一緒に歩くイベントがある。午前9時〜午後5時(最終入場4時半)、火曜休館。一般800円、高校・大学生500円、小中学生300円、未就学児無料。問い合わせは上田市立美術館(電話0268・27・2300)へ。

写真説明:個展で展示する作品の前に立つ白井さん

北陸と信州・長野、新潟の観光情報が満載! 北陸・信越観光ナビ