年を重ね創作の技術光る 松本市美術館、公募展の結果発表

2017/02/04 11:41
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 松本市美術館は3日、70歳以上を対象にした公募美術展「老いるほど若くなる」の審査結果を発表した。応募があった40都道府県の440点から、入賞27点と入選82点を決定。グランプリには京都府の塔本賢一さん(73)の作品「Hello」を選んだ。

 受賞作は苦労を共にした夫妻の姿を、筆の代わりに串などを使って点描したアクリル画。アクセントに糸やボタンを貼り付けた。技術の高さに加え「個人的な思い出の中に、誰にでも発信できる強いイメージがある」(小川稔館長)点が評価された。

 準グランプリは、都内の阿部香さん(79)が水中の少女を描いた「久遠の海」と、川崎市の山本泰彦さん(74)が諏訪の御柱祭の感動をテーマにした「木落とし」。

 長野県内からは101点の応募があり、松本市の堀内かづ美さん(78)、岡谷市の堀内一光さん(87)が審査員賞に輝いた。

 公募美術展は2003年度からほぼ隔年で開き7回目。小川館長と洋画家佐々木豊さん、日本画家中島千波さんが審査員を務めた。入賞、入選作品は3月4日〜4月9日に松本市美術館で展示する。

写真説明:グランプリの「Hello」(左)と準グランプリ作品を紹介する小川館長

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