「干支コレ」人気投票連覇 須坂市立博物館、鶏の印籠

2017/02/01 11:08
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 全国の美術館や博物館が所蔵する干支(えと)にちなんだ品の人気投票「ミュージアム干支コレクションアワード2017鶏」で、須坂市立博物館所蔵の印籠「蒔絵鶏図(まきえとりず)印籠」が1位になった。同館はこれを記念し、31日から印籠の展示を始めた。昨年も同館所蔵の根付「袋を背負う猿」がトップで、これで「2連覇」となった。

 印籠は江戸後期の品で、大きさは縦9・4センチ、横6・1センチ。表には、鼓の上に乗る鶏が蒔絵の技法で描かれている。中国で人民が君主に政治の不満を訴える際に鳴らした「諫鼓(かんこ)」が鶏の遊び場となり、天下太平を示しているとされる。裏には、小鳥と戯れる鶏が描かれている。

 人気投票は、内装の設計施工会社「丹青社」(東京)が美術館や博物館の所蔵品に興味を持ってもらおうと開いており、インターネット上で投票を受け付けた。今回は42点の出展があり、蒔絵鶏図印籠は825票を獲得。2位に668票差を付けた。市立博物館は「この機会に間近で見てほしい」としている。

写真説明:蒔絵鶏図印籠(上が表側)

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