松本にゆかりの甲冑などずらり 市立博物館で展示

2017/01/21 11:23
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 松本市立博物館に昨年寄贈・寄託された歴史資料を中心とした新春特別展「松本ゆかりの武器・武具」が同館で2月19日まで開かれている。松本藩家臣の甲冑(かっちゅう)や藩主戸田氏にちなむ文書、鉄砲鍛冶の名が入った火縄銃、公開される機会が少ない刀剣など72点が並ぶ。

 松本藩士近藤家の甲冑は陣羽織や陣がさと一式で市内の民家に保管されており、昨年寄贈された。陣がさには「勝ち虫」として武士が好んだトンボが描かれている。戸田氏に仕えた松崎家の業務日誌「御用日記」には、18世紀半ばから100年間ほどの藩政の様子が記録されている。

 刀剣は室町や江戸時代などの4本を展示。温度変化によって結露が生じるため、保存や管理が難しく、普段は学芸員や市民ボランティアが手入れをしている。特別展に合わせて公開した。

 学芸員の一ノ瀬幸治さん(36)は「新たな収蔵資料をお披露目し、普段見られないものも展示している。楽しんでほしい」。博物館には約11万6千点の収蔵資料があり、「披露する機会を増やしていきたい」と話している。

 観覧料は高校生以上200円。小中学生100円。

写真説明:昨年寄贈された松本藩士の甲冑などが並ぶ特別展

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