困難乗り越える力感じて 長野で14日、大病の体験語る

2017/01/13 09:52
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 長野市篠ノ井市民会館で14日、重い病気の体験談などを語り合う催しが開かれる。白血病の再発を乗り越え、14歳まで生きた市内の女子中学生の同級生の母親ら7人が実行委員会をつくった。さまざまな体験談を通して自分を見直す機会にしてほしい―と願いを込める。

 女子中学生は11歳で白血病を発症。臍帯血(さいたいけつ)移植と骨髄移植を受け、3度の再発と闘ったが、1年前に14歳で亡くなった。幼稚園で娘が同級生だったという長野市金井田の松本郁子さん(46)は、女子中学生が「絶対に中学へ戻る」「修学旅行に行きたい」と常に前を向いて病気と闘う姿が忘れられない。「つらい境遇にいても可能性がある限り諦めない」と勇気付けられたという。

 今回の催しは「にじいろのはね ―今を生きるキセキのつながり―」と名付けた。人工呼吸器と車いすを使用しながら、芸術活動をする千曲市の石黒智大(ともひろ)さん(16)のほか、重い病気を克服した人など県内外の4人が体験談を語る。また女子中学生が12歳の時に記した詩「再会」を母親が朗読し、最後に合唱曲として参加者全員で歌う。

 実行委の代表で、長野市篠ノ井塩崎の会社社長北村たづるさん(46)は、催しを通じて「頑張ろうと思える原動力になればいい」と期待する。

 午後1〜3時。大人1200円、中高生600円、小学生以下は無料。問い合わせは事務局(電話080・6994・3838)へ。

写真説明:催しのポスターを手にする実行委代表の北村さん(左)と松本さん

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