特別展「真田一族」始まる 松代の真田宝物館

2017/01/08 09:48
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 長野市松代町松代の真田宝物館で7日、「真田一族」をテーマに真田家や家臣団にまつわる史料を集めた特別展が始まった。昨年10月に約100年ぶりに確認された戦国武将真田信繁(幸村)の自筆書状の原本や、矢沢家など真田家と縁戚関係にある松代藩家老ゆかりの史料計30点余を展示している。

 展示品の一つ、「真田信之寿像」は松代藩真田家の初代藩主真田信之の自画像で、所蔵先の松代町の本誓寺にあった信之の「御霊屋(みたまや)」に掛けられていたとされる。真田家と領民の繁栄を願う言葉も書かれており、公開されるのは珍しいという。信繁の書状は9日までの期間限定で展示。九度山(和歌山県)に配流された時代に書いたとされる。

 また、会場には信之の叔父信尹(のぶただ)の手紙や馬具を展示。信繁の祖父幸綱の弟で矢沢家に養子に入った綱頼が所有したとされる甲冑(かっちゅう)なども並ぶ。

 この日訪れた青木村の会社員塩沢清治さん(60)は「保存状態が良い史料が多く、期間限定の信繁の書状が見られて良かった」と話した。

 特別展は昨年1〜12月に松代地区で開いた「体感!!戦国の絆信州松代真田大博覧会2016」のエピローグ展の位置付け。4月3日まで(火曜休館)。入館料は一般300円、小中学生120円。

写真説明:矢沢綱頼の甲冑と伝わる品々などが並ぶ特別展

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