須坂藩主・堀直虎没150年目控え 側近・北村方義の足跡紹介

2016/12/25 09:59
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 須坂市と市教育委員会は、江戸時代の第13代須坂藩主、堀直虎(なおとら)(1836~68年)が没して150年目となる来年を前に、直虎の側近として活躍した北村方義(まさよし)(1834~1901年)を紹介する特別展を市立博物館で開いている。同館によると、方義は幕末の混乱期に藩の存続などに貢献した重要人物だが、市民にもほとんど知られていないといい、足跡を知る機会にしたいと企画した。

 方義は直虎の藩政改革で藩校教授に任命され、直虎の没後は藩の存続に尽力。文化人としての側面もあり、市内外に書が残されているほか、長野市内に私塾を開いた。

 特別展では、直虎の死後、幕府と明治新政府のどちらにつくかで意見が割れた藩をまとめ、新政府につくことで藩の存続を図ったことを記した古文書を展示。方義が藩政に携わる前、江戸にあった塾で後輩だった直虎が須坂に帰る方義に送った漢詩もあり、直虎が方義を慕っていた様子がうかがえる。掛け軸などに書かれた書も数多く展示している。

 特別展は来年2月19日まで(月曜と29日~来年1月3日は休み)。特別展に合わせ、1月15日に「北村方義の生きた時代と須坂藩」をテーマにした講演会を須坂市の旧上高井郡役所で開く。2月12日には展示品を解説するギャラリートークを同博物館で開く。問い合わせは同館(電話026・245・0407)へ。

写真説明:資料や書で北村方義の足跡を紹介している特別展

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