「OMFの魅力伝えたい」 SKOの国内ツアー松本公演へ

2016/12/21 10:15
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 サイトウ・キネン・オーケストラ(SKO)の金管・打楽器奏者が来年1月に松本市など4カ所を回る「SKOブラス・アンサンブル」の国内ツアーに出演するトランペット奏者の高橋敦(おさむ)さん(43)、服部孝也さん(46)が20日、都内で信濃毎日新聞の取材に応じた。ツアーは同市で毎夏開くセイジ・オザワ松本フェスティバル(OMF)の特別公演。2人は、演奏家たち自身の発案で生まれたこの企画への意気込みを語った。

 高橋さんは東京都交響楽団で、服部さんは新日本フィルハーモニー交響楽団でそれぞれ首席奏者を務める。さらにベルリン・フィルハーモニー管弦楽団首席トランペット奏者のガボール・タルコビさん、ホルン奏者ラデク・バボラークさんら世界的演奏者が加わり、メンバーは計12人。

 メンバーの多くは昨夏のOMF室内楽演奏会に出演。服部さんは「聞いたことのないようなすごい音がして、本当に幸せな時間だった」と振り返る。出演者たちがこの演奏を多くの人に聞かせ、松本のフェスの素晴らしさも伝えたい―と、特別公演の案を小澤征爾総監督に伝えたのが、ツアーのきっかけという。

 演奏曲の選曲には主にタルコビさんや高橋さんが携わった。プログラムは、バロック時代の舞曲や「スター・ウォーズ」などの映画音楽、チェコの現代作曲家の日本初演作品など多彩な構成。高橋さんは「毎年1カ月間、松本に集まって音楽を作ってきた蓄積を感じてもらえると思う」。服部さんは「これを入り口に、今まで知らなかった人にも松本のフェスに来てほしい」と話していた。

 松本公演は1月19日午後7時、キッセイ文化ホール(県松本文化会館)で開催。チケットは会場やプレイガイドで販売している。

写真説明:SKOブラス・アンサンブルのツアー公演に向けた意気込みを話す(左から)服部さん、高橋さん=20日、都内

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