高島藩主の墓所、諏訪でパネル展 国史跡指定答申受け

2016/12/20 10:18
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 諏訪市教育委員会は、文化審議会が11月に同市と茅野市にある「高島藩主諏訪家墓所」を国史跡に指定するよう答申したのを受け、墓所の概要を紹介するパネル展を諏訪市の高島城で開いている。同市湯の脇の温泉寺裏山にある2〜8代藩主の墓や、茅野市ちのの頼岳寺境内にある初代藩主の墓に加え、史跡の指定範囲には含まれない諏訪市諏訪の貞松院と高国寺にある藩主一族の墓も写真や地図などで紹介している。

 温泉寺裏の墓所には、御霊屋(おたまや)に覆われた2代忠恒の墓標を中央に、高さ約3メートルの石の墓標が横一列に並び、周囲には一族の墓や100基余の石灯籠もある。頼岳寺の初代頼水の墓は両親の墓と共に御霊屋に覆われている。御霊屋内には頼水を祭る高さ3・8メートルの石廟(せきびょう)などもある。文化審議会は「近世大名の墓所の在り方を知る上で重要」と評価した。

 パネル展では、墓標や御霊屋、温泉寺裏の墓所の発掘調査で出てきた遺構の写真などを展示。貞松院には頼水の妻の墓、高国寺には3代忠晴の母の墓があり、これらの写真も並べた。市教委生涯学習課は「高島城に来た観光客や市民に墓所のことを知ってもらい、高島藩の歴史に対する理解を深めてほしい」としている。

 来年3月末まで。12月26〜31日と3月8日午後は休館。高島城の入場料は一般300円、小中学生150円。

写真説明:国史跡指定の答申を記念し、高島城で開いている高島藩主諏訪家墓所のパネル展

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