県内江戸期の11城の遺物約350点 県立歴史館の冬季展

2016/12/18 09:37
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 県立歴史館(千曲市)で17日、冬季展「信濃国の城と城下町」が始まった。県内にあった11カ所の城や城下町の発掘調査などで見つかった遺物や資料約350点を展示。江戸時代の城内の様子や城下町の武士、町人の暮らしぶりを垣間見ることができる。

 展示品のうち、高遠城(伊那市)跡で見つかった土管は城内の池に水を引き込み、松本城(松本市)と高島城(諏訪市)で使われた木製の管はそれぞれ飲料水、温泉水を引く目的と推定され、同館の遠藤公洋専門主事は「水に不便な城内で、いかに快適に過ごすか工夫したのではないか」とみる。

 松本城で見つかった碁石や植木鉢、飯田城(飯田市)などにあった茶器も並び、同館文献史料課の中野亮一課長は「城や武士というと血なまぐさいイメージもあるが、江戸時代の武士らが囲碁や植木などの娯楽に興じていた様子がうかがえる」と話している。

 来年2月26日まで。毎週月曜(来年1月9日を除く)と祝日の翌日(同2月12日を除く)、年末年始の12月26日〜1月3日は休館。一般300円、大学生150円、高校生以下無料。

写真説明:県内の城や城下町の遺物が並ぶ県立歴史館の冬季展

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