「君の名は。」で小海を元気に 新海監督の故郷で活動続々

2016/12/10 11:24
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 映画「君の名は。」が大ヒットを続けるアニメ監督新海誠さん(43)の出身地・小海町で、人気を地域の活力にもつなげようとする動きが相次いでいる。町民や町職員の有志は、プロジェクト委員会をつくり、新海アニメを絡めたアイデアを出し合い事業化できないか検討。25日まで「君の名は。」展を開催中の町高原美術館は、映画で重要な鍵になる組紐(くみひも)を作るワークショップ(参加型講習会)などを計画し、人の呼び込みを図っている。

 プロジェクト委員会は10月中旬、発足した。今月7日にも町役場で会合を開き、来年以降で事業化できそうなアイデアとして、新海さんの過去作品の絵を使ったラッピングバスや土産品の開発、新海さんの作品の描写に影響を与えている古里の原風景を追体験できる観光マップの作成、新海アニメを活用した写真撮影イベントなどが挙がった。座長を務めている小池和利副町長は「新海監督が生まれた小海町に多くの人が訪れるよう、継続した取り組みにしていきたい」と話す。

 町高原美術館は、ロックバンド「RADWIMPS(ラッドウィンプス)」が歌う映画の主題歌「前前前世」のオルゴールを作るワークショップを、14、18日の午前11時と午後3時から開く。山梨県北杜市の「萌木の村オルゴール博物館」の職員でもある同美術館の名取淳一館長が講師を務める。材料費、入館料込みで1900円。また、組紐作りのワークショップは、23、24日の午前9時からと午後2時から。町民が講師役になって劇中と同じ方法で糸を組み合わせて作る。同千円。

 さらに、17、24日には、ナイトミュージアムも開催。通常午後5時の閉館時間を同7時まで延ばす。同美術館は「映画の中でも星空が印象的に使われていた。美術館で映画の絵コンテなどを鑑賞した後は、小海の星空も楽しんでほしい」としている。問い合わせは同美術館(電話0267・93・2133)へ。

写真説明:小海町高原美術館がワークショップを計画している組紐作りの道具

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