健康志向の女性にPR 諏訪地方のマルメロで新商品

2016/11/29 10:07
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 茅野市本町東の手焼き菓子製造販売店「九蔵(くぞう)」と諏訪郡下諏訪町の飲食店「CAFE食堂1093(とくさん)」が、諏訪地方で「カリン」として親しまれる果物マルメロを砂糖で煮た「グラッセ」と、その煮汁で作った蜜を商品化した。健康志向の女性らに食べてもらおうと、保存料は使わずに加工。喉にいいとされる地元の名産を見直す機会にしたい―と意気込んでいる。

 下諏訪町の農園が栽培したマルメロを使った。果肉に砂糖をまぶして煮込んだグラッセは「新かりんぐらっせ」(400円)、蜜は「蜜かりん」(385円)の商品名。昨年からマルメロを使った商品作りに取り組んでいた1093の徳永幸子さん(49)=下諏訪町=と、九蔵を経営する小林理栄子さん(23)=茅野市玉川=の母が友人だった縁で、共同開発することになった。

 グラッセは、食感が残るように厚さ5ミリほどに仕上げ、「果肉そのものを楽しんでほしい」と徳永さん。グラッセと蜜は、紅茶に混ぜたりヨーグルトに添えたりしてもおいしいという。

 包装は小林さんが担当。若い人にも手に取ってほしいと、素朴な和柄にした。曽祖父の佐々木九蔵さんは、諏訪の土産物として親しまれる菓子を製造販売する「大社煎餅」(諏訪市)の創業者。小林さんは「商品を通して地元を盛り上げていきたい」と話している。問い合わせは九蔵(電話0266・82・3990)へ。

写真説明:箱に詰め合わせた「新かりんぐらっせ」(箱の左下)とふたが付いた容器に入った「蜜かりん」(右)

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