身近な自然、上品な日本画に 塩尻出身画家、松本で個展

2016/11/26 12:04
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 塩尻市出身の日本画家滝川照子さん(85)=東京都杉並区=の個展は、松本市深志の百貨店井上で29日まで開いている。滝川さんは昨年まで48年間、日展への出品を続けた。松本地方での個展は5年ぶり。花や鳥、山を題材にした近作30点が並ぶ。

 「緑陰」は、まだ実が青い柿の木にオナガが遊ぶ。雪をかぶった「富士」、竹の葉とスズメの「竹秋」など、身近な自然を上品に描いている。季節の花のスケッチを描きためて制作に生かしており、「器を見て何が合うか、ひらめいた花を組み合わせるなど楽しんでいる」と話す。

 滝川さんは塩尻市などで小学校教員を11年間務めた後、幼い頃からの夢だった画業に専念。日本画家の橋本明治さんに師事した。以前作った画集に「これからの時代を生きていくまだ幼い人たちへ、私は絵を描く仕事を通して願いや祈りを届けたい」と制作への思いを寄せていた。

 午前10時〜午後7時(最終日は午後4時)、無料。

写真説明:鳥や花、山を題材にした30点を展示した滝川さん(左)の個展

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