上田で考える平和と世界 26・27日「映画祭」

2016/11/25 10:59
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 ドキュメンタリー映画を上映する「うえだ平和映画祭」が26、27日、上田市中央2の上田映劇で開かれる。映画を通じて平和や国際問題について考える機会をつくろうと、市民有志の実行委員会が2014年から主催。4回目の今年は、戦争や差別に反対し、広島の被爆者の姿や成田空港建設を巡る反対闘争(成田闘争)などを撮り続けた報道写真家の故福島菊次郎さんを追った作品など4作を上映する。市内各所では関連イベントも開いており、映画祭を盛り上げる。

 映画「ニッポンの嘘(うそ)報道写真家福島菊次郎90歳」(2012年)は、昨年9月に94歳で亡くなった福島さんの権力と戦い続けた姿に迫る作品。東京電力福島第1原発事故のあった福島県内も精力的に取材しており、実行委事務局の直井恵さん(38)は「社会に埋もれがちな声を拾い上げている人がいることを知ってほしい」と話す。他に、ベルリン国際映画祭の銀熊賞脚本賞作品で、チリのピノチェト政権(1974〜90年)下で政治犯として殺された人々に焦点を当てた「真珠のボタン」(2015年)などを上映する=表左。

 映画は1作品1800円(前売り1500円)。高校生以下は無料。期間中、何度でも会場に入れるパスポートは一般2千円(同1800円)大学生1200円(同千円)。

 また、実行委は映画を見られない人にも平和への関心を高めてもらう「まちなか企画」=表右=を書店などで用意した。このうち、ブックカフェ「NABO」(上田市中央2)は古本の寄贈を募り、その買い取り相当額をNPOやNGOに寄付する活動「チャリボン」を30日まで実施している。集まった買い取り相当額は、アジアの子どもたちに教育機会を与える活動をするNGO「公益社団法人シャンティ国際ボランティア会」に寄付する。

 映画祭の問い合わせは直井さん(電話070・5565・3517)、チャリボンの問い合わせはNABO(電話0268・75・8935)へ。

写真説明:映画祭の準備をする実行委のメンバー

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