アンクルトリス生みの親 岡谷で柳原良平さんの作品展

2016/11/18 10:13
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 ウイスキーのキャラクター「アンクルトリス」で知られるイラストレーターの柳原良平さん(1931〜2015年)の作品展「柳原良平船と絵本とアンクルトリス展」が18日、岡谷市イルフ童画館で始まる。アンクルトリスに限らず、絵本やポスターなど柳原さんが手掛けた幅広い仕事を紹介している。

 柳原さんは美大を卒業後、寿屋(現サントリーホールディングス)で広告制作を担当し、アンクルトリスを生み出した。展示では、1960年代にポスターや広告に使われたコラージュなどの原画が並ぶ。柳原さんは子どもの時から船が好きで、70年の油彩画「新田丸」は大型船の細部まで描き、高い画力を伝える。

 柳原さんは絵本も手掛け、人気の絵本「かおかおどんなかお」などの原画も並ぶ。晩年は入院生活が長く、2010年ごろの水彩画「病室」(仮題)は、病室から港の風景を眺めているアンクルトリスを描いた。

 童画館が昨年5月ごろ、生前の柳原さんに作品展の開催を打診していた。柳原さんが亡くなった昨年8月以降、国内では3回目の作品展となる。学芸員の斎藤正恵さん(31)は「観察力の高さと緻密な表現を楽しんでほしい」と話している。来年1月23日まで。水曜日休館。

写真説明:「アンクルトリス」を表現した模型などが並ぶイルフ童画館の企画展

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