信大所蔵、珍しい「古典籍」 松本の図書館で貴重書展

2016/11/11 10:35
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 信州大付属中央図書館(松本市)で11日、大学が所蔵する珍しい江戸時代以前の書籍「古典籍」を集めた「貴重書展」が始まる。信大人文学部による企画で、江戸時代を中心に文芸作品や旧松本藩が出版した兵法書「兵要録」など14点を展示。普段は公開していない資料を見ることができる。

 人文学部の速水香織准教授(日本文学)によると、信大には1500〜2千点の古典籍がある。会場には、信大にしか所蔵が確認されていない聖徳太子の伝記を物語に仕立てた室町時代末の「太子開城記」や、江戸時代の浮世草子作家、井原西鶴の「日本永代蔵」の初版本などが並ぶ。

 兵要録は、江戸時代に出版された写本、活字本、木版本の3種類を展示。この時代の出版形態を示している。

 25日までで、図書館の開館時間(平日午前9時〜午後10時、土、日曜日は午前10時〜午後7時)に見ることができる。入場無料。速水准教授は「信大にある珍しい資料を、多くの人に知ってほしい」と話している。

写真説明:江戸時代を中心に珍しい書籍を集めた「貴重書展」

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