足元の歴史、見直そう 佐久で県内遺跡展示会

2016/11/09 11:05
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 佐久市猿久保の市立近代美術館で13日まで、県内の遺跡で発掘された出土品の展示会が開かれている。土偶や土器、刀など約70点を展示。佐久市内の遺跡から出土した品もあり、地域の文化財を眺めることができる。

 県の歴史や埋蔵文化財に関心を深めてもらい、保護活動にも理解を持ってもらおうと、県立歴史館(千曲市)が主催。県埋蔵文化財センター(長野市)と、佐久市など5市教育委員会が2015年度に調査した遺跡の出土品や、これまでに発掘された土偶などを県内4会場で巡回展示しており、佐久市は最後となる。

 佐久市内の出土品では、臼田の蛇塚古墳で見つかった2種類の刀を展示。直径約10メートルの円墳で中から刀のほか、人骨や鉄片が見つかっていることなどを解説している。

 ほかに、入沢の月夜平遺跡で見つかった女性をかたどったとみられる土偶や、茅野市の国宝土偶「縄文のビーナス」のレプリカ(複製品)なども展示。同館専門員の工藤美幸さんは「この機会に自分たちの足元の歴史を見つめてみてほしい」と呼び掛けている。

 午前9時半〜午後5時。展示会は無料(常設展は有料)。

写真説明:佐久市の蛇塚古墳で見つかった2種類の刀などが並ぶ展示会

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