岡谷シルクの魅力再発見 大正―昭和初期の衣装展示

2016/11/04 10:04
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 岡谷市立岡谷蚕糸博物館で3日、企画展「LIFEwithSILK 絹のある生活―岡谷シルク再発見―」が始まった。大正時代から昭和初期にかけて使われた婚礼衣装や産着など約30点を展示。生糸が布になるまでの工程も紹介している。

 今春に市内の女性から寄贈を受けた「百軒衣装」は大正時代に作られた下着。「百軒から譲り受けた布を縫って着せると丈夫に育つ」との言い伝えを基に、絹などの端布200枚以上を丁寧に縫い合わせて作られている。婚礼衣装は3点あり、ちりめん地に松竹梅やクジャク、ニワトリ、オシドリなどの文様が友禅染で描かれている。

 製糸所で束ねられた生糸も展示。生糸を煮て不純物を落としたり、染色したりした束も飾った。束は自由に触ることができる。同館の湯川瑠以子(るいこ)学芸員は「展示が岡谷のシルクの再発見につながり、新たなシルクの使い道を考える機会につなげたい」としている。

 企画展は来年1月30日まででの午前9時から午後5時。毎週水曜(11月23日を除く)のほか、11月24日、12月28日〜1月4日、同10日が休館。一般500円、中高生300円、小学生150円。問い合わせは岡谷蚕糸博物館(電話0266・23・3489)へ。

写真説明:かつて岡谷市で使われた絹の衣装などが展示された岡谷蚕糸博物館の企画展

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