信州なかの音楽祭が開幕

2016/10/30 09:29
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 中野市の住民有志でつくる実行委員会が企画、立案、運営する「信州なかの音楽祭2016」が29日、市民会館を中心に2日間の日程で始まった。同市出身の国立音楽大(東京)学長、武田忠善さん(63)をアドバイザーに招いて初めて開催。初日は各地でコンサートや吹奏楽公開講座があり、子どもから大人までが音楽を聞いて楽しんだ。

 市民会館で開いた吹奏楽公開講座では、武田さんが市内の中学生35人を指導。市出身の国文学者高野辰之が作詞した唱歌「故郷(ふるさと)」と、同じく市出身の作曲家久石譲さんが音楽を手掛けたアニメ映画のメドレー2曲を練習。武田さんは「頭の中で音階を歌って」と、音をイメージして演奏することの大切さを強調した。

 終了後、生徒の代表は「音をイメージするだけで音色がきれいになった。これからも意識して練習したい」とあいさつ。武田さんは取材に「最後はいい音が出ていた。音を出す原点を忘れないで続けてほしい」とした。

 この日は市音楽親善アンバサダー(大使)の歌手、麻衣さんのコンサートや、子ども向けの吹奏楽演奏、公募団体によるミニコンサートも各地であった。30日は午後2時から、武田さんら演奏家6人によるアンサンブル記念コンサート(入場料千円、高校生以下無料)を市民会館で開く。

写真説明:武田忠善さん(左手前)を囲むようにして吹奏楽を学ぶ中学生たち=29日、中野市民会館

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