子どもの貧困考えよう 松本で29日シンポ

2016/10/19 11:05
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 松本市内の子どもの貧困問題を考えるシンポジウムが29日、同市双葉の市総合社会福祉センターで開かれる。生活困窮者を支援している団体や行政機関、個人が情報共有するのが目的。貧困の実態を紹介することで、見えにくいとされる「相対的貧困」への理解を、子育てに関する仕事をしている人らに深めてもらう狙いもある。

 教育、医療現場で子どもの貧困に向き合っている教員や病院関係者が現状を報告。市の福祉担当者が、一人親家庭を対象に行った生活調査の結果を説明する。

 子どもの貧困を巡っては、地域の実情に即した施策が重要とする大綱の閣議決定(2014年8月)を受け、都道府県や市町村ごとに対策を検討する動きがある。松本市では、無料の学習塾を運営する反貧困セーフティネット・アルプスと、この塾で教える学生が所属する信州大のボランティアサークル「VOLNET(ボルネット)」が「まずは関係者の情報共有が必要」とシンポを発案。市内の団体や個人、市職員らに呼び掛け、準備を進めてきた。

 VOLNETの信大3年関和穂さん(20)は「子どもの貧困は見えにくい。なんとか理解を深める機会にしたい」と話す。

 午後1時半から。無料。問い合わせは反貧困セーフティネット・アルプスの児玉さん(電話090・9353・2699)へ。

写真説明:子どもの貧困問題を考えるシンポジウムの打ち合わせをする信州大生の関さん(左)ら

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