NY在住の宮森さん、多彩な作品 御代田の雑貨店で個展

2016/10/17 10:06
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 米ニューヨーク在住の美術家宮森敬子さん(52)が御代田町塩野の雑貨店「ペースアラウンド」で個展を開いている。林などに入り、樹木の表皮に和紙をのせ、主に木炭を使って模様を写し取る独特の技法が特徴で、立体作品や額装作品など約50点が並んでいる。

 ペースアラウンド周辺の林で制作し、木肌の模様を写し取った和紙をキャンバスに貼った作品のほか、米国で制作した木肌模様の和紙で覆った小さな鳥小屋や、本体や一つ一つのキーに模様を貼った旧式のタイプライターなども展示している。

 横浜市出身の宮森さんは大学時代に日本画を専攻。大学院時代から現代美術を手掛ける。2000年ごろから米東部フィラデルフィア、その後にニューヨークを拠点とし、日本や海外で個展を開いたり、展覧会に参加したりしている。県内での個展は初めて。

 友人の紹介で生活雑貨などを扱うペースアラウンドを知った。宮森さんは「美術は美術館やギャラリーだけのものでなく、人々の日常の中で共感を生み出す力があると思う」と話している。

 11月6日まで、水曜定休。午前10時〜午後6時。入場無料。問い合わせはペースアラウンド(電話0267・32・7007)へ。

写真説明:木肌の模様を写し取った和紙をキャンバスに貼った作品と宮森さん

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