「額縁の村」で芸術に触れて 木祖でフェスタ初企画

2016/10/05 10:06
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 木曽郡木祖村観光協会は8〜16日、同村薮原を中心に、村の芸術や歴史に触れてもらう「アートフェスタ」を開く。村は額縁などの全国有数の生産地。「全国日曜画家中部日本展」が30回の節目を迎えるのに合わせ、訪れた人に村内を回ってもらおう―との初めての試みだ。

 全国日曜画家中部日本展(実行委主催)は8〜16日、村社会体育館で開き、274点の油彩、水彩画などが並ぶ。8日午後1時から審査員による解説、同2時から入選作の表彰式もある。9日にある絵画教室で描かれた絵も期間中、展示する。木曽美術会の作品展も同時開催される。

 交流施設「笑(わら)ん館」では、木のおもちゃ展を計画。展示コーナーには、つまみを回すと動く「からくりおもちゃ」を中心に全国から集まった約40点を並べる。ヒノキの積み木約3000個を入れた「プール」も用意する。

 同館ではほかに、好きな絵を電動糸のこでくりぬく体験ができる「糸のこフェア」、過去の全国日曜画家展の入選作、昨秋の紅葉や今春の桜のフォトコンテスト(村観光協会主催)の入選作も飾る。

 両会場近くのアーティストパークでは、薮原カメラクラブの写真展があるほか、伝統工芸品の「お六櫛(ろくぐし)」の問屋が明治時代からのお六櫛を並べたギャラリー「蔵シックアート」も見学できる。木工文化センターの「木の匠(たくみ)の木工ギャラリー」には村内の物産が並び、木曽漆器の店もある。

 フェスタを担当する地域おこし協力隊員は「まずは薮原地区を歩いてみてほしい。一過性ではなく、長く続けるつもり」と話している。

写真説明:「木のおもちゃ展」事務局のNPO法人「木曽川・水の始発駅」には、木製のおもちゃが届き始めている=4日、木祖村

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