「生命吹き込む」 阿南出身彫刻家が飯田で作品展示

2016/10/02 10:36
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 阿南町出身の彫刻家、城田孝一郎さん(87)=東京都清瀬市=が昨年7月に飯田市美術博物館に寄贈した自身の木彫り作品12点の展示会が1日、同館で始まった。この日は城田さんが作品に込めた思いを語るギャラリートークがあった。

 展示品は昭和30〜60年代の制作。このうち、戦死した息子を母親が抱える様子を表現した「摩文仁(まぶに)の海」について、城田さんは「若い人たちが亡くなっていく戦争の悲痛さを伝えようと思った」と説明した。

 制作活動について城田さんは、「頭の中で幾つも作品の構想を持ち、絶えずデッサンを繰り返している」とし、「木そのものの美しさを重視し、彫り進めることで生命を吹き込んでいる」と話した。

 展示は11月27日まで。一般310円、高校生200円、小中学生100円。

写真説明:ギャラリートークで作品に込めた思いを語る城田さん(左から2人目)

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