運営も企画も市民、手作り音楽祭 中野で10月29・30日

2016/09/30 11:29
ODEK2016093000690601.jpg

 中野市で10月29、30日、市民有志でつくる実行委員会が企画、立案、運営を担う初の催し「信州なかの音楽祭2016」が開かれる。国立音楽大学学長の武田忠善さん=中野市出身=をアドバイザーに迎え、市内各地で吹奏楽公開講座やコンサートなどを予定。歌を歌ったり楽器を奏でたりして「童謡・唱歌のふるさと」を掲げる信州中野の音楽文化の振興につなげる。

 初日は市民会館で武田さんの吹奏楽公開講座(見学自由)を実施。市出身の国文学者高野辰之(1876〜1947年)が作詞した唱歌「故郷(ふるさと)」などの演奏法を市内の中学生が学ぶ。北信総合病院では市音楽親善アンバサダー(大使)麻衣さんのコンサートもある。

 最終日は、武田さんらプロ奏者6人が出演する「アンサンブル記念コンサート」(入場料千円、高校生以下無料。全席指定)を市民会館で開く。武田さんの解説を交えてクラリネットの名曲を披露する。最後は来場者が「故郷」を合唱する。

 期間中、市出身の作曲家中山晋平(1887〜1952年)と高野辰之の両記念館でミニコンサートがある。0歳児から楽しめる吹奏楽の演奏会や、出演者らが親睦を深める交流会(会費2千円、予約必要)もある。

 市は14、15年度、県内外の合唱、合奏の団体を招いて「信州中野アンサンブルフェス」を市内で開催。音楽のまちづくりに住民参加を促そうと、市民主体の実行委を5月に立ち上げて準備してきた。

 実行委は音楽祭をアピールしようとPR動画を作った。市内の子どもや高校生らが、AKB48のヒット曲「恋するフォーチュンクッキー」のダンスをする様子を撮影。PR動画は9月27日、市ホームページに載せた。10月30日午前11時半から市民会館駐車場で公開収録し、一般来場者に一部を踊ってもらう。映像は編集し直し、来年以降の音楽祭のPRに生かす。実行委は「踊りは当日練習するので、ダンス未経験の人にも訪れてほしい」とする。

 アンサンブル記念コンサートと交流会以外は無料。問い合わせは市文化スポーツ振興課(電話0269・22・2111、内線394)へ。

写真説明:信州なかの音楽祭2016のポスター

北陸と信州・長野、新潟の観光情報が満載! 北陸・信越観光ナビ