高校生対象の部門新設 69回諏訪美術展、若手育成へ

2016/09/20 09:57
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 諏訪地方の美術愛好家でつくる諏訪美術会が、諏訪郡下諏訪町の下諏訪総合文化センターで25日まで開いている第69回諏訪美術展で、高校生対象のジュニア部門を新設し、応募のあった35点を展示している。近年は出展者の顔触れが固定し、高齢化も進んでいる。若者に作品発表の機会を提供し、若手美術家の育成につなげたい考えだ。

 同部門には諏訪地方の7校計36人が応募。2人で仕上げた作品が1点ある。諏訪二葉高校(諏訪市)1年の道上優衣さんの水彩画「幻は消えゆく」は縦約40センチ、横約50センチのキャンバスの中心に、手のひらに水滴をためる様子を描いた。指の関節などが細かく描写され、周りに描かれた花の彩りも鮮やかだ。

 水彩やアクリル絵の具で漫画風に少女を描いた作品もあり、諏訪美術会の会長小林理一さん(72)=岡谷市=は「美術展の雰囲気が変わった」と喜ぶ。来年は今回はなかった賞を設けたいとしている。

 午前9時〜午後6時(25日は午後3時まで)。会場には会員や一般応募の日本画、洋画、彫刻、工芸の計140点も並ぶ。入場料300円。70歳以上と高校生以下は無料。24日午後2時半から、諏訪地方の高校美術担当教員を招き、初の「美術交流シンポジウム」を同センターで開く。

写真説明:豊かな色彩が目を引くジュニア部門応募作品

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