大河には出なくても…真田ゆかりの武将 長野で特別展示へ

2016/09/16 11:10

 長野市立博物館(小島田町)は17日、特別展示「川中島の戦いと真田」を始める。川中島の戦いを中心に、放送中のNHK大河ドラマ「真田丸」では描かれない真田氏ゆかりの武将たちの物語を紹介。古文書や人物画、甲冑(かっちゅう)など、国宝6点を含む計100点余を入れ替えながら展示する。

 川中島の戦いは、真田氏が仕えた甲斐国(現山梨県)の戦国大名武田信玄と、越後国(現新潟県)の上杉謙信が北信濃で繰り広げた。特別展示では、武田家の重臣たちと真田氏がその後どう生きたかを掘り起こし、戦いが北信濃に与えた影響や歴史的意義を考え直す。同博物館所蔵の信玄や謙信の人物画、2人の一騎打ちの図を並べる。

 17日から展示する国宝は3点。現在の長野市豊野町辺りにあった太田荘に勢力を張った豪族島津氏に関する鎌倉〜南北朝時代の文書(横浜市・称名寺所蔵)2点と、島津氏の系図(東大史料編纂(へんさん)所所蔵)が並ぶ。小諸城主だった戦国武将仙石秀久の家臣が、真田信繁(幸村)が戦死した大坂夏の陣(1615年)で使ったと伝わる甲冑(兵庫県豊岡市・出石神社所蔵)は、猿の面のかぶとが特徴的だ。

 10月30日までの午前9時〜午後4時半。前期(10月10日まで)と後期(10月12日から)で展示替えをする。期間中の土日祝日(午前10時〜午後3時)に随時、市民ボランティア「ながはくパートナー」によるギャラリートークがある。入館料は大人300円、高校生150円、小・中学生100円。毎週月曜(祝日の場合は翌日)と今月23日は休館。問い合わせは市立博物館(電話026・284・9011)へ。

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