小諸の歴史ある建物、ギャラリーに 17日からフェスタ

2016/09/16 11:05
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 小諸市の中心市街地で17〜22日、歴史ある商家などをアートや工芸のギャラリーにする「第5回信州小諸城下町フェスタ」が開かれる。市内の観光、商業、まちづくりなどの団体でつくる城下町にぎわい協議会が主催。昨年より3カ所多い16会場を設け、新たに参加する作家らの輪も広がっているという。

 同市加増の彫刻家、小林一夫さん(65)は同協議会事務局に誘われて初参加。13日の準備で、小諸宿旧脇本陣(市町)の離れに懐古園で伐採されたケヤキを使った新作を設置し、「古民家の中で現代美術がどう見えてくるか楽しみ」と話した。

 小諸城大手門(大手)では戦国武将に扮(ふん)して市内外のイベントで活躍する有志「小諸センゴク甲冑(かっちゅう)隊」がボール紙で手作りした甲冑を展示し、試着もできる。北国街道ほんまち町屋館(本町)では、例年人気の日替わりシェフによるランチ提供がある。

 フェスタは解体が進む古い建物の魅力を伝え、新たな活用につなげる狙いで2012年から開催。旧脇本陣では、来場者が建物の使い方を提案する参加型講習会を、都内の大学生が企画する。同協議会事務局の荻原礼子さん(58)は「今まで建物を守ってきた人たちが高齢化している。県外にいることも多い、その子どもの世代にも建物の魅力を伝えたい」と話している。各会場とも入場無料。

写真説明:小諸宿旧脇本陣の離れで作品を設置する小林さん

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