地域巡って「砂防カード」 小谷・白馬のえん堤PR

2016/09/13 11:25
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 県治水砂防協会姫川支部(小谷村)は、小谷村と白馬村にある砂防えん堤の写真や基本情報を載せた「砂防カード」を作り、県姫川砂防事務所(同)で配り始めた。県内外で数多く発行され、人気を呼んでいる「ダムカード」にあやかり、形状や景観が特徴的な砂防えん堤をPRしようと発案。土砂災害が多い地域ならではの観光資源としても活用する狙いだ。

 砂防えん堤は、洪水や土石流が起きた際、上流から流れてくる土砂を食い止め、下流の民家を守るための施設。同事務所が両村で管理するのは400カ所以上に上る。それぞれ地形や土壌に応じて設計するため、形が違う。

 カードは縦6・3センチ、横8・8センチ。1セットは6種類で、いずれも同事務所職員が厳選したユニークで珍しいえん堤だ。表にえん堤のカラー写真を載せ、裏では所在地や規模、着工と完成の年、「こだわり技術」として構造の特徴を紹介している。

 配布は先着で1500セット。両村それぞれの観光スポット(スキー場や温泉、道の駅など)で自分を入れて撮影し、国道148号沿いにある同事務所で撮影した画像を見せるとカードをもらえる。同事務所が休みの土日曜、祝日は、返信用封筒を同封して写真を郵送する。

 同事務所の柳沢幸弥・総務課長は「ダムカードを求めて県外から大勢の人が訪れている。砂防えん堤も観光資源として役立てたい」と話す。

 同支部は、砂防えん堤をより詳しく紹介する「砂防施設ガイドブック」(A4判、20ページ)も作った。同事務所と両村の観光施設などで無料配布している。問い合わせは同事務所(電話0261・82・3100)へ。

写真説明:小谷村と白馬村の砂防えん堤を紹介する「砂防カード」。表に写真、裏に基本情報が載っている

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