東御「天空の芸術祭」 10月1~30日に開催

2016/08/26 11:22
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 東御市北御牧地区の八重原と御牧原の二つの台地を会場にアート作品を展示する初の「天空の芸術祭」は、開催期間が10月1〜30日と決まった。実行委員会やボランティアの地元住民は今月24日、主会場の一つとなる旧稚蚕共同飼育所の建物周辺を清掃、整備した。造形作家らが同施設などを拠点に作品を制作し、展示する。

 芸術祭は、東京芸術大(東京)の保科豊巳(とよみ)副学長が東御市出身だった縁で、大学と北御牧地区が連携。芸大卒業生でアーティストの地域おこし協力隊員2人が中心となり企画した。

 市によると、同飼育所は1968(昭和43)年度に整備された蚕の幼虫を飼育、出荷する旧北御牧村農協の施設。その後、使われなくなり、93年度に同村に寄付、現在は町村合併後の新市が所有している。この日は地元住民ら10人ほどが半日がかりで作業。長年使われていなかった施設周辺の資材などのごみを片付け、入り口付近を覆っていた草や木の枝を切り払って処分した。

 芸術祭では近くの芸術むら公園内の梅野記念絵画館、明神館なども会場になる。会期中は来場者が会場を巡るための自転車を旧飼育所に置いて無料で貸し出す予定だ。

 旧飼育所隣の民家に住み、清掃に参加した造形作家の松本冬美さん(62)は「以前から作家仲間と何かの形でこの建物をアートに使えないかと話していた。本当に実現してうれしい」と話していた。

写真説明:「天空の芸術祭」の会場となる東御市八重原の建物周辺を整備する地元住民ら

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