演劇・音楽、街中で気軽に 上田に文化施設9月オープン

2016/08/25 10:03
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 イベント会場やレンタルスペースとして活用できる民営の文化施設「犀(さい)の角(つの)」が9月17日、上田市の海野町商店街にオープンする。芸術文化の振興やアーティスト支援に取り組む地元の団体「シアター&アーツうえだ」が運営。市中心部で気軽に演劇や音楽などを楽しめる場所を目指す。同日から、こけら落とし公演として「うえだ街中演劇祭」を開く。

 代表の荒井洋文さん(44)が創作に集中し、披露できる場をつくろうと計画。荒井さんは静岡市の演劇ホールで公演の企画運営に携わり、昨年に出身地の上田市に戻った。飲食店などが営業していた建物を賃借する。

 建物は本館と隣接する別館に分かれ、ともに3階建て。本館1階は約200平方メートルあり、イベントスペースなどを配置する。2階は稽古や創作活動、3階が各種教室を開く貸しスペースで、ともに156平方メートル。いずれも使用料金は未定だが、誰でも借りられ、勉強会やパーティーなどさまざまな用途に応じる。

 別館はゲストハウス(宿泊所)にする計画。1階はシャワールームや洗面所、2、3階を最大12人が泊まれる部屋とし、利用者が活動に専念できる環境にする狙いだ。9月30日に営業を始める予定。

 こけら落とし公演は午後2時から。県内外四つの劇団が出演する。このうち、上田市の「劇団モカイコZ」代表を務める篠原拓夢さん(24)は「舞台や稽古場、宿泊もできる施設が上田にできるのではありがたい。ぜひ地元で生まれた作品を見てほしい」。荒井さんは「地域の人、アーティスト、観光客が交流できる場所にしたい」と意気込む。

 チケット代は千〜2500円。問い合わせはシアター&アーツうえだ(電話0268・71・5221)へ。

写真説明:文化施設「犀の角」のオープンに向けて準備を進める荒井さん

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