原田泰治さん原画、切手と並べて 諏訪の美術館で展示

2016/08/24 10:09
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 諏訪市渋崎の市原田泰治美術館は、2008〜11年に発行された原田さんの絵を使った切手「ふるさと心の風景」シリーズの原画展「原田泰治が描く切手にひろがる心の風景1」を開いている。30点の原画を切手の実物と一緒に展示。切手の多くは、原画の一部をトリミングした構図を採用しているので、原画と切手との構図の違いを見比べて楽しむこともできる。

 シリーズは、「夏」などの季節や「花」などのテーマごとに計10集を発行。1集当たり80円切手10枚で構成している。同館によると、当初は6集で終わる予定だったが人気となり、「北海道」や「甲信越」など地方をテーマにした4集が追加され、計1億8800万枚売り上げたという。

 企画展は、10集のうちの「夏」「秋」「冬」の3集の原画を展示。「七夕人形」は、男女一対の人形を縁側に飾る松本市の民家を素朴に描いている。「冬近し」は、上水内郡信濃町の湖のほとりでススキを手にした子どもがはしゃぐなど、穏やかな風景が印象的だ。

 郵便配達員や郵便ポストが描き込まれている作品もあり、学芸員の長尾小百合さん(33)は「風景の懐かしさとともに、家族や知人に手紙を送るという文化も見返してほしい」と話している。

 来年1月15日まで。月曜(祝日を除く)と11月8日、12月28日〜1月1日は休館。一般820円、中高生410円、小学生200円。

写真説明:全国各地の四季の風景を描いた原画と切手を一緒に展示している会場

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