希少なチョウの標本3000点紹介 茅野の八ケ岳総合博物館

2016/08/20 12:04
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 茅野市の八ケ岳総合博物館は、2013年に亡くなった田中茂さん(東京)が八ケ岳山麓を中心に集めた希少なチョウのコレクションを初公開している。田中さんが1951〜2008年に採集、飼育して標本にしたチョウのうち、見応えのある3千点余を紹介している。

 田中さんは子どものころから昆虫好きで、自分で作った会社の経営が軌道に乗ってから昆虫採集を再開。同館によると、田中さんは国内に定着しているとされるチョウ約240種のうち、174種(亜種を含めると178種)、計約5千点を採集、飼育。標本には、ほとんど見られなくなったヒョウモンモドキやオオルリシジミもある。

 田中さんの遺族がコレクションを活用してくれる公的施設を探し、今年1月に同博物館に寄贈した。保存状態が良く、ほぼ全ての標本に採集場所と日時の記録がある。同博物館は「記録から生息環境を類推することができ、学術的にも価値が高い」としている。

 公開は28日までの午前9時〜午後4時半。22日は休館。入館料310円(高校生210円、小中学生150円)。

写真説明:公開された田中茂さん収集のチョウの標本

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