北斎作の富士、長野で一堂に 水野美術館で企画展

2016/08/18 11:16
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 長野市若里の水野美術館で、企画展「北斎の富士冨嶽(ふがく)三十六景と富嶽(ふがく)百景」が開かれている。江戸時代の浮世絵師葛飾北斎(1760〜1849年)の作品のうち富士を題材にしたものを展示。国内の愛好家らが所有する状態のいい作品159点を飾っている。同館や信濃毎日新聞社などの主催。

 企画に携わった山形美術館(山形市)顧問の加藤千明さん(66)によるギャラリートークがこのほどあった。加藤さんは名作「神奈川沖浪裏(なみうら)」や、試し刷りとみられる藍一色の「甲州石班(かじか)沢」などについて解説し、「絵師、彫師、摺師(すりし)が三位一体となった作品が素晴らしい」。訪れた長野市栗田の主婦佐藤時代さん(55)は「これほどの北斎作品が一堂に会するのを見られてうれしい」と話していた。

 9月19日まで。月曜休館(9月19日は開館)。午前9時半〜午後5時半。入館料は一般千円、中高校生700円、小学生400円。問い合わせは水野美術館(電話026・229・6333)へ。

写真説明:加藤さん(右)から「冨嶽三十六景」の説明を聞く来館者たち

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